小児歯科

小児歯科はいつから通ったらいいの?

小児歯科はいつから通ったらいいの?乳歯が少しでも顔を出せば、歯磨きなどのケアをスタートする必要があります。
そのケア方法を保護者様に知っていただくため、当院では乳歯が生え始めたタイミング(生後6~9カ月頃)に“初めての歯医者さん”を受診することをおすすめしております。
乳歯の数が増えると、ケアの方法や注意点なども変わってきます。その後も継続的にお越しいただき、当院と一緒にお子様のお口の健康を守っていきましょう。

当院の小児歯科の特徴

1子育て中の女性院長なので安心

子育て中の女性院長なので安心当院院長は、子育て真っ最中の女性歯科医です。保護者様、特にお母様の立場になったアドバイスが可能です。
初めての歯医者さん体験をするときも、歯医者さんがこわくて他院で受診が難しいというときも、安心してご相談いただけます。保護者様とお子様のお気持ちに寄り添った診療をお届けします。

2バリアフリーの院内なのでベビーカーでも安心

バリアフリーの院内なのでベビーカーでも安心当院はバリアフリー設計の建物となっております。階段・段差もありませんので、ベビーカーをご利用の際も安心してそのままお入りいただけます。

まずは歯医者に慣れることから

まずは歯医者に慣れることから

当院にお越しいただいたお子様には、緊急を要するケースを除き、まずは歯医者さんに慣れてもらうことを優先した対応をいたします。
それまでの歯医者さん体験や性格、年齢によって、“できること・できないこと”は大きく異なります。建物に入るのを怖がるお子様もいれば、チェアに座ってにこにこしているお子様もいます。当院では、お子様お一人お一人に合わせた対応によって、少しずつ“できること”を増やしていき、最終的な治療へと無理なく結びつけます。
また、お話しができる年齢のお子様には、易しい言葉を使ってできる限り治療の必要性や内容をお伝えし、保護者様だけでなくお子様ご本人にもしっかりとご理解していただくことを大切にしております。

小児歯科で行うこと

生えたばかりの乳歯や永久歯は、特に虫歯になりやすく、また進行しやすいため、小児歯科では“予防”に主眼を置いた診療を行います。
また、お口の健康の基礎をつくったり、生活習慣が身につく時期でもありますので、必要に応じて矯正治療や生活習慣指導を行える体制も整えております。

歯磨き指導

歯磨き指導

年齢やお口の状態に合わせた歯磨き指導を行います。

仕上げ磨き指導

仕上げ磨き指導

保護者様には、仕上げ磨きの指導を行います。できれば小学校低学年までは、仕上げ磨きを継続してあげてください。

フッ素塗布

フッ素塗布歯質の強化と歯の再石灰化の効果がある高濃度のフッ素を塗布します。
0歳児の赤ちゃんから安心して受けられる虫歯予防処置です。

シーラント

シーラント汚れのたまりやすい奥歯の溝を樹脂で埋めることで、奥歯の溝に汚れがつくのを防ぎます。薬剤で予防するフッ素とは違い、シーラントは物理的に歯を覆って虫歯を予防します。主に乳歯の奥歯や、生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯に行います。生えたての永久歯や乳歯であれば保険診療で行うことができます。
お子様の歯の溝が深い場合は、極めて有効な予防歯科の治療法です。
また、シーラントにはフッ素が含まれており、歯質を強化する効果もあります。

予防矯正

予防矯正

矯正治療が必要と思われる場合には、ご提案します。もちろん、保護者様からご相談くださっても結構です。
お子様のうちに矯正治療を行っておくことで、将来的に大人になってから矯正治療が必要になる可能性が低くなります。

子どものスポーツマウスピース

子どものスポーツマウスピース

矯正治療が必要と思われる場合には、ご提案します。もちろん、保護者様からご相談くださっても結構です。
お子様のうちに矯正治療を行っておくことで、将来的に大人になってから矯正治療が必要になる可能性が低くなります。

年齢別歯磨きの仕方のコツ

乳歯は、いずれ永久歯に生え替わる歯です。しかし、永久歯と同様に大切に扱い、虫歯から守ってあげる必要があります。
乳歯はエナメル質が薄く、酸に弱く、一度虫歯になると永久歯より早く進行します。虫歯が大きくなり歯を失ってしまった場合には、永久歯が生えるスペースが不足し、不正咬合の原因になることがあります。また、乳歯列期に虫歯が多いと、永久歯列期にもその環境が引き継がれてしまい、虫歯リスクが高くなると言われています。
将来のお口の健康を守るためにも、またお子様のデンタルIQをしっかりと育むためにも、年齢に応じてポイントを押さえた歯磨きに取り組み、虫歯を予防することが重要です。

0歳~1歳の歯磨きのコツ6か月から下の前歯が生え始め、1歳ごろには上下の前歯が生え揃います。この年齢では、歯磨きを嫌がることが多いので、抱っこして赤ちゃんが安心できる姿勢で、お湯でしぼったガーゼで歯の表面の汚れをふき取ります。時間をかけずに行います。
前歯が4本生えた頃には、乳児用のリング型歯ブラシを口に入れる、歯に当てる練習を行います。
1歳~2歳の歯磨きのコツ奥歯が生え始める時期です。
歯ブラシを持つ習慣を身につけられる時期なので、安全なリング型の歯ブラシを持たせ、積極的に歯磨きをさせてください。
仕上げ磨きは、ママやパパのおひざの上にのせて行います。特に歯磨きを嫌がる時期です。この時期、虫歯になりやすい前歯などを効率よく磨き、あとは機嫌のいいときにしっかり磨きましょう。
3歳の歯磨きのコツ上下20本の乳歯が生え揃う時期です。甘いものを食べる機会も増えますので、これまでより虫歯に注意しなければなりません。
奥歯の溝、歯と歯の間は、特に虫歯になりやすい部位です。
自分で磨くという意志を見せたなら、ぜひ磨かせてあげてください。
ただし、仕上げ磨きは、まだ継続してください。
4歳~5歳の歯磨きのコツ自分で歯を磨けるようになります。
ただ、気分が乗らないと歯磨きを嫌がることもあります。鏡の前で保護者様と一緒に磨く、保護者様が歌いながら磨いてあげるなどすると、楽しく取り組んでくれます。
引き続き仕上げ磨きは必要です。
6歳~7歳乳歯から永久歯への生え替わりが始まる時期です。乳歯の奥歯の後ろからは、6歳臼歯も生え始めます。6歳臼歯は、伸び切るまでは歯ブラシが届きにくいため、虫歯のリスクが高くなります。歯ブラシを斜めに挿し込むと磨きやすくなりますので、実践してください。
仕上げ磨きは、できればもう少し、続けてください。
8歳~9歳自分で、かなり器用に歯を磨けるようになります。
そろそろ、仕上げ磨きを卒業できる頃です。ただ、磨けているかどうかのチェックは歯科医院で行います。歯科医院で染め出し液を使ったチェックを受けることもできますので、その結果を目安にするのも良いでしょう。
お子様の磨き忘れが多いポイントとしては、前歯と歯茎の境目、上の奥歯の外側、下の奥歯の内側などが挙げられます。

小児歯科Q&A

子供が歯医者さんを嫌がるのですがどうすればいいのでしょうか?

私たちも取り組んでいることですが、お子様の成長や頑張りが見られたときには、少し過剰かと思うくらい褒めてあげましょう。歯医者さんで診療室に入れた、治療や処置を我慢したといったタイミングを逃さないことが大切です。ご家庭でも、仕上げ磨きを頑張った、自分で歯を磨き始めたといったときには、同様に褒めてあげることで良い習慣が身に付きます。

MIペーストとフッ素の違いは?

MIペーストもフッ素も、エナメル質を石灰化するのに役立つ成分ですが、作用機序が異なります。MIペーストは、豊富なミネラルとCPP-ACP(リカルデント)を含んでいます。歯の原料になるミネラルが豊富に入っており、歯にカルシウム、リンを補給します。また、CPP-ACP(リカルデント)は酸性に傾いた口腔内を中性に戻す効果(中和作用、緩衝作用)があります。フッ素は、主に酸に強い歯にしてくれる作用があります。フッ素が歯に作用すると、歯はフルオロアパタイトという安定した結晶構造を持つようになり、歯質が強化されます。CPP-ACPは、フッ素との併用でより効果が高まりますので、フッ素入りの歯磨き粉でのブラッシング後にMIペーストを使用していただくと効果的です。

子供の口臭が気になるのですが、歯医者に行った方がいいのでしょうか?

お子様に強い口臭が見られる場合には、歯磨きの不十分、口呼吸の癖、ストレスが原因になっていることが多くなります。また、保護者様が口臭に敏感であるために、何も問題がないのに気になってしまう、というケースも見られます。
ただやはり割合としては、歯磨きの不十分を原因としていることが多いため、まずは一度当院にご相談ください。口呼吸の癖も、歯科医の指導のもと、お口まわりの筋肉を鍛えることで改善が可能です。

周りの子供たちよりも歯の生え変わりが遅いような気がします…

生え替わりのタイミングには個人差があり、多くの場合、1年程度の遅れは問題ありません。ただし、顎が小さく永久歯の生えるスペースが不足していたり、永久歯が存在しないというケースも存在します。
一度歯科医院で検査を受けてみましょう。

マタニティ歯科

マタニティ歯科

妊娠中も、安定期であれば虫歯や歯周病の治療が可能です。またそれ以外の時期であっても、クリーニングなどの処置を行うことで、症状やお悩みを改善できることがあります。妊娠中であっても、お口の症状にお困りの際にはお気軽に当院にご相談ください。
なお、妊娠中は、ホルモンバランスの変化で炎症が起こりやすいことから、歯周病が発症・悪化したり、それまで何ともなかった親知らずが痛みだしたりすることがあります。またそういった症状が安定期以外に生じたときには、十分な治療がすぐにはできないこともあります。
妊娠をお考えの方は、できればその段階で、症状の有無に関係なくご相談いただき、お口の中の必要な治療を済ませておくことをおすすめします。

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