こんにちは😀
パールストリート歯科、歯科衛生士の中平です😊
今日は皮膚病が実はお口の中が原因で起こってるかもしれないというお話をしたいと思います。
「掌蹠膿疱症」という病気をご存じでしょうか?
「掌蹠膿疱症」とは、主に手のひらや足のうらに、膿をもった小さな水ぶくれ(膿疱)がくり返しできる病気です。膿疱の中には細菌やウイルスなどの病原体は入っていないため、直接触れても人に感染することはありません。
場合によっては、周りの皮膚や爪にも炎症が広がるほか、皮膚の赤みや痛み、やかゆみを感じます。また、掌蹠膿疱症は重篤化すると骨関節炎を合併することが報告されています。
掌蹠膿疱症の原因はまだ解明されてないことも多いのですが、喫煙や金属アレルギー、お口の中の炎症、ストレスなどが関係して病気を誘発しているのではないかと言われています。
口腔内に疾患がある場合治療することにより症状改善を期待できるということで、歯科領域での治療例をいくつか紹介します。
虫歯が歯の神経まで進行し、歯の根の先に膿の袋を作り周囲の組織に感染を最近感染を広げる根尖性歯周炎というものがあります。この場合は、感染源となっている根の治療などを行い細菌の巣を取り除きます。
他には歯周病です。歯周病とは、細菌の感染により歯周に炎症を引き起こす慢性疾患です。歯石取り、定期的なクリーニングなどを行いお口の中を清潔にして炎症を抑えることで症状の改善が期待できます。
そして、金属アレルギー。歯の治療での銀の詰め物や被せ物が金属アレルギーを引き起こしている可能性です。お口の中の金属を除去し、金属以外のものに変えていくことで症状が緩和されたという報告があります。
掌蹠膿疱症がなかなか治らない、原因が分からない湿疹ができているという方、一度歯科検診を受けてみてはいかがでしょうか?
意外なところから改善策が見つかるかもしれません。
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