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2022.04.28

健康のために、銀歯を取りませんか?銀歯は、将来、皮膚炎を引き起こすことがあります。

こんにちは 院長の佐藤美有紀です。今日は、銀歯による健康被害についてお話しします。

皆様のお口の中に、銀歯はありますか?

銀歯は保険がきくから、という理由で銀歯が入っている方がいらっしゃると思います。

私たちが銀歯と呼んでいるものは、具体的にどのような成分が入っているのでしょうか。

銀歯(金銀パラジウム合金)は銀だけでなく、パラジウム、金、銅、イリジウム、インジウムなど、さまざまな金属が含まれています。

その中で、パラジウムは、金属アレルギーを引き起こしやすく、金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出たという結果もあります。

ドイツなどの医療先進国では、金銀パラジウム合金を使用しないように勧告しています。スウェーデンでは、妊婦と小児には金銀パラジウム合金の使用を完全に禁止しています。

日本では健康保険制度により、銀歯しか認められていない部分があるため、銀歯を入れている人がとても多いです。先進国でこんなに銀歯を多用している国は日本だけなのです。

金属アレルギーがないから大丈夫、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、本当にそうでしょうか。

実は、金属アレルギーは、数年後に発症することもあります。

金属アレルギーの主な症状は、口の中で金属と接触する部分が炎症を起こすことがあります。舌に痛みがある場合もあります。

さらに、口とは関係のない部位にも影響は表れ、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚疾患が出て、激しいかゆみを伴うことも。その他、金属アレルギーは脱毛、頭痛、肩こり、ほてり、めまいなどの不定愁訴の一因になるともいわれています。

当院では、患者様に、安易に銀歯を選択して欲しくないので、必ず、銀歯以外の選択肢をご説明しております。

口の中の銀歯が原因で、金属アレルギーが疑われる場合は、神戸大学皮膚科に紹介して、パッチテストを受けていただいております。

金属アレルギーについてお悩みの方はご相談ください。

 

 

 

 

 

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