2022.02.28
院長の症例報告 ダイレクトボンディング法ですきっ歯を治療しました。
こんにちは 院長の佐藤美有紀です🙂
本日の症例報告は、すっき歯をダイレクトボンディング法で治療した症例です。
すきっ歯の治療法で当院が行っている治療は4つあります。
①ダイレクトボンディング法 ②ラミネートベニア法 ③セラミッククラウン法 ④マウスピース矯正法があります。それぞれ、利点・欠点があります。そのなかの一つ、ダイレクトボンディング法をご紹介します。
ダイレクトボンディング法とは、歯を一切削ることなく、歯の隙間1箇所につき1回の治療できれいに治すことができます。私が実際に行った、すきっ歯治療の症例写真を見ていただきながら、ご説明します。
歯の表面を清掃、エッチング処理をしてから、審美歯科用のハイブリッドレジンを接着しました。当院で使用しているハイブリッドレジンはエステライトアステリアです。
隙間がなくなりました。もちろん、歯と歯の間はフロスが通せます。
綺麗に仕上げるコツをよく歯科医師の方から聞かれるのですが、材料の経年的な色の変化を想定して、明るめの色で仕上げること、重合収縮があるのでハイブリッドレジンを少量ずつ盛ること、研磨を粗いものから細かなものまで順番に使っていき、細部まで綺麗にすることです。
治療費は、50000円(税別)です。治療時間は1時間です。
ダイレクトボンディング法のメリット・デメリットをまとめました。
メリット
①1回で治療が終わる
②歯を削らない
③安価
④色のやりかえが容易
デメリット
①プラスチックを含む材料なので変色する(研磨、詰め替えで対応します)
②欠けることがある(容易に修理できますが、何度も欠ける場合は、セラミッククラウンや矯正治療をお勧めします)