覚えてください、防災にオーラルケア🪥
こんにちは😃
パールストリート歯科、歯科衛生士の中平です😊
9月1日は「防災の日」でしたね。
「非常持ち出し袋」の点検はお済ですか?
当院がある神戸も南海トラフの大地震注意エリアに入っておりますし、またその他の地域でも震度5クラスの地震が多発していることから防災への意識も高まっていることと思います。
他にも台風や大雨による災害で避難生活を余儀なくされる場合もあります。
災害時においても、オーラルケアが欠かせない理由があります。
断水などで水が不足すると飲料水が優先され、貴重な水を歯磨きに使うことがためらわれます。
お口の中を清潔に保つことが難しくなり、最近が増殖すると身体全身の健康にも影響します。
特に高齢者の方は肺炎にかかりやすくなるので注意が必要です。
避難生活においての栄養不足や睡眠不足、ストレス増大などの様々な要因から口腔機能が低下すると考えられます。
また、いつも使っている入れ歯の紛失や不調などからも、誤嚥をしやすい状況といえます。
誤嚥をきっかけに、お口の中の細菌が肺に入り込み、肺の中で増殖して炎症を起こすことで誤嚥性肺炎を発症します。
阪神・淡路大震災の関連死死因割合では、24%が肺炎を占めています。
東日本大震災では震災直後の肺炎患者が3倍(石巻市死因の26.9%が肺炎)。
熊本地震では「呼吸器疾患(肺炎を含む)」が死因の28.4%というデータがあります。
災害時のオーラルケア方法については、
・すすぎに使える水もハブラシもないとき
ハンカチ、ティッシュ、タオルなどを指に巻きつけ歯の汚れを拭う
耳横の唾液腺付近をマッサージして唾液をだすようにする
・水が少ないとき
水を30ml程度用意をして、その水でハブラシを濡らしてから歯磨きをする
最後すすぐときも2~3回に分けてすすぐ
・入れ歯のケア
使える水がなくても、ウェットティッシュなどがあればそれで汚れをふき取る
などがありますが、
もし液体ハミガキや洗口液の準備が非常防災袋にあれば、水やお茶を使うことなく口腔ケアができるので非常に便利です!
液体のものはお口のすみずみに広がり、災害時のオーラルケアにも大きな効果が期待できます。
殺菌効果のある成分も入ってるのでお口の中の最近の増殖も抑えてくれます。
防災備蓄品の中にぜひ、ハブラシ・液体ハミガキ・洗口液などのオーラルケア用品も準備確認するようにしてください。
歯周病で普段から誤嚥をくり返している方ほど災害時に肺炎発症のリスクが高いといわれています。
平時からの検診もおすすめします。
パールストリート歯科は女性院長はじめ、スタッフ全員が女性でお話や歯のお悩みを相談しやすい雰囲気を作るように心がけています👩🏻⚕️
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